関数電卓 使用遍歴


関数電卓の修理の記事を書きましたが、ここ10ン年の間で色々な機種を使ってきたので、メモです。かな~り、マニヤ向けの備忘録です。


●1代目 CASIO fx-260 

社会人になってすぐに購入した1代目。

とにかく軽量薄型コンパクトで、携帯性抜群!安い。難点は、√キーがSHIFTを押さないと使えないのと、ソーラ電池のみなので、プレゼン中の暗い会議室では使えなくなる点。4年間使用で、ACキーが反応しなくなってお蔵入り。(ゴムキーの宿命)

画像


壊れた時には、この機種はすでにディスコンになっており、後継としてfx-260Aが出ていたのですが、背高のっぽになってしまい(124mm⇒134mm。この10mmが大きい!)、ワイシャツのポケットからはみ出してしまう長さに改悪されたのが、とても残念で購入しませんでした。

(さらに、その後継機のfx-260A-Nで、キーがプラキーに改良されたて耐久性が向上したようですが、やはりポケットからはみ出すサイズのままでした。しかも、桁数が10桁⇒12桁に増え、フォントが細すぎて読みにくくなってしまいました。。。さらに残念。)



●2代目 Canon F-720

当時、ようやく廉価品にも浸透し始めた「数式通り入力方式」のもの。欲しかったポケットにすっぽり入る長さのものが見つからなかったので、どうせ大きくなるなら「数式通り入力」の方がいいや、と仕方なく購入。プラキー。何か、表面板が微妙に反り返っているデザイン。

画像


この、数式通り入力機能がかなり便利。例えば、0.75×tan5°を求めたいときは、1代目だと [0][.][7][5][x][5][sin] と、関数の引数を先に入力しないといけませんでしたが、この電卓だと、 [0][.][7][5][x][sin][5][=] と数式通りに、直感的に入力できるのが画期的だと思いました。

あと、[<]キーを押すと、前回の数式が現れて、[<]、[>]キーと[DEL]キーで数式を編集できるのも、とても新しさを感じました。学生時代に実験で使っていた、ポケコンのBASICモードでの数式計算みたいな使い勝手。

ただ、不便なのが、2つの数の足し算をチョットしたいだけなのに[=]キーを押さないと結果が出ないのが少しカッタルかったです。あと、計算の途中経過が表示されないのもチョット不便(というか不安)な点でした。

この機種は大きいので、使っていてワイシャツのポケットからはみ出してしまうのと、幅もあるのでポケットの中でペンと場所の取り合いになるのと、重いのでポケットがダルダルになってしまうのが、不満でした。

で、次第に、関数電卓自体、常時携帯しなくなってしまい、実験室から事務所に関数電卓をとりに走ることが多くなりました。。そうすると、「関数電卓、どこ行った~?」と机の中を探すことで時間を無駄につかうことに。。

半年程度の使用で、この携帯性の悪さから、お蔵入りになりました。



●3代目 SHARP fx-350TL

2代目は携帯性さえ以外はとても気に入っていたので、数式通り入力方式で出来るだけ小さいのが無いかあちこち半年くらい探して、新宿ヨドバシの電卓コーナの隅っこでようやく見つけた機種です。

今まで同じ機種を使っている人をみたことがない、結構珍しい機種でした。見つけたときは、「やった!コレだ!」と、ピンっとキマシタ。

画像


使ってみると、1代目とほぼ同じ大きさなので、ポケットにもすっぽり。1代目よりも、気持ち重い程度でしたが、数式入力の便利さで、全く気にならなかったです。√キーもCASIOと違いSHIFTナシでOKで、キー配置も全く不満がないです。

ただ、一点だけ戸惑ったのが、[DEL]キー。この3代目の[DEL]キーはPCで言う[BS]キーの動きをしますが、2代目はPCの[DEL]キーと同じ挙動をします。同じ[DEL]キーでも、CanonとCASIOでは仕様が異なるんですね。使用初期はとても混乱しました。

こちらは、2年ほどで[0]キーが反応しなくなりました。当時は「3000000個/月の製品を生産するためには、この部品は幾つ必要か?」みたいな、[0]キーを多用する計算をすることも多かったので、2年という短期で死んでしまったようです。

とても、気に入っていたので、同じ機種が無いかあちこち探し回りましたが、既に生産中止から数年経っていたようで、見つかりませんでした。購入時に既に生産中止だったのかも。。

(後日談: 最近、知ったのですが。この機種の中国製のまがい物「BLT fx-350FT」も出回っているようです。amazonでも売ってます。実は、それほど銘機だったとは知りませんでした。。)


で、しばらくの間は、大きくて携帯に不便な2代目を我慢しながら使っていましたが、半ば衝動買いで4代目を買い移行。 (その後、2代目は、「関数電卓が壊れた」と言って困っていた職場の先輩に譲ってしまいました。) 



●4代目 SHARP EL-5250F

こちらは、特に小さい機種ではなく、たまたま、新宿ヨドバシのビジネス館へ「ポメラ」を触りに行った時に、見つけた機種。

画像


少し前の「高機能フラッグシップ機」で、関数電卓なのに簡易ベーシックでプログラムまで組めてしまう(なんと、電卓のキーでアルファベットを入力できる!すごひ!)ったり、積分ができてしまったりするのに、格安で売ってたので、思わず買ってしまいました。

最初の1週間は面白がって、打ちにくいアルファベットを電卓のキーで打ちこみながら、仕事で使えそうな、便利計算プログラムを組んで遊んでましたが、組んだプログラムも1ヶ月程度で使うのを飽きてしまい(というか、プログラムモードに移ってプログラムを読み出す手順が面倒で)、プログラムは使わなくなってしまいました。積分にいたってはマニュアルに載っている操作を打ち込んでみた1回のみ。


でも、薄いプラキーの打ち心地が物凄くよいので、ついつい無駄に色々なキーを押したくなるんですよね、この機種は。さすが、旧フラッグシップ機ですね。きっと、キーのバネとかはチョット高級な部品を使ってるのかもしれませんね。。

ただ、コレだけたくさんキーがある割には、[√]がSHIFTが必要だったり、積分キー[∫dx]がSHIFT不要だったり、とキーアサインが結構無茶苦茶で、結構使いにくかったりします。。機能が高いので我慢。。。?



●5代目 CASIO fx-85N

急に、型番が一桁若い型番になります。こちらは、職場の(さっきとは別の)先輩が使っていた「メタルフレームが昭和の香りを漂わせるデザインの機種」にあこがれていたら、リサイクルショップで似たデザインのを見つけたので購入。

画像


「なつかしモデル」の機種です。先輩が持っている型番に「N」のついた1世代新しい機種でした。

キーアサインは完璧で、√、1/x、log(10)も、SHIFTなしでOK。さらに、[ENG]、[←ENG]キーという、指数表示3桁ずらし機能のキーもSHIFTなしにアサインされています。

この[ENG]キーは、工学計算のほか、生産数量、金額の計算にもとても便利です。初めてこんな機能が有るのをしりました。


例えば、計算した結果が「6000000」の表示のときに[ENG]キーを押すと「6 E6」の指数表示になり、6M(M:百万)だとすぐに分かります。もう1回押すと指数部の小数点が3桁右にずれ、「6000 E3」の指数表示になります。[←ENG]を押すと、小数点が3桁左にずれ、また「6 E6」の表示になります。

キーアサインも完璧で、便利な[ENG]キーがSHIFTなしで使えるのでとても気に入ったのですが、何しろ昭和のデザイン。。ポケットに入れるには分厚くて大きすぎます。

敢え無く、自宅の机用になり、4代目に戻りました。 


で、明日からは、サイズがもっとも気に入っている、1代目を使うことになります。1代目はあと何年もってくれるんでしょうか?仕事道具は、気に入った便利なものを、毎日携帯したいものですね。






そういえば、携帯電話でも過去に似たような使用遍歴の記事を書いてましたね。。


では、おやすみなさいませ!!

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

koba
2010年08月22日 13:56
はじめまして。
kobaといいます。
fx260で検索していたらここに行き着きました。
同じfx260ユーザーといことでつい書き込みしました。
コンパクトさでこれに勝てる電卓はないですよね。
でも、生産終了が悲しいです。もう、何度となくキーの
接点のメンテや、アルミ箔貼りをしたことか。。。
そういえば表示が出なくなってチップコンデンサーも
交換したし。。。。 もう、薄型・小型関数電卓は絶滅してしまうのでしょうか。 ニーズはあると思いますが、新型を出して欲しいですね。
2010年08月24日 21:33
kobaさんはじめまして。コメントありがとうございます。
fx-260はコンパクトさといい、使いやすさといい名機ですよね。kobaさんもアルミ箔張りをされたんですね。しかもチップコンまでとは、かなり愛着がありますね。

確かに、Yシャツの胸ポケットに入れても重くないものってなかなかないですよね。。

うちのfxは、ACボタンは直ったのですが今度はONボタンがヘタって来てしまいました。